A先生の場合 

大学附属病院で最初の後期研修1年目を終え、
現在専門病院での研修を続けている A先生。


『大学病院で1年間、後期研修を終えた今、自分自身が大変貴重な環境にあったと実感しています。 』

『指導していただくスタッフの数が多いため、各先生方の幅広い専門分野(呼吸生理・循環管理・神経ブロック)などについて指導を受けることが出来ます。 麻酔技術の習得にも指導医の目が行き届きやすいため、初めてのことでも安心してトライすることできます。 また、外国留学や様々な専門病院での麻酔を経験した先生方から、実際の体験談や教科書にはない経験論を伺うことが出来るので、将来の進路のよい参考を得ることも出来ます。』

『加えて、大学病院の特徴として学術情報を入手しやすいことがあげられます。 麻酔科蔵書が豊富で図書館も完備されていることはもちろんですが、オンラインジャーナルへのアクセスが容易なため、最新情報に精通しやすい環境にある。 しかも、教授をはじめとした周囲のスタッフもトレンドに敏感なため、常に勉学へのモチベーションを高めることができました。』

『生体肝移植や、稀な先天性心疾患の根治術など、大学病院ならではという特殊な手術や、難易度の高い長時間手術などを研修できたこともよい経験だったと思っています。 』




 B先生の場合 

大学附属病院で最初の後期研修1年目を終え、
引き続き麻酔・集中治療の研修中である B先生。


『みなさんこんにちは!シニアレジデント2年目のBです。 私は市大の麻酔科の評判を聞きつけてやってきたレジデントの1人です。 みなさんもきっと、ここがどんな麻酔科なのかを、知りたいと思っていらっしゃると思いますので、これを見て少しでも市大麻酔科の良さが伝わっていただけば幸いです。 ある?曜日の 1日をもとにシニアレジデントの生活を追ってみようと思います。』

『 7:00 -   初期研修医達と一緒に麻酔科としてとても大事な準備です。 たまに寝坊してカンファに遅れると、教授といえどもみんなにケーキの罰ゲームあり!? 』

『 7:50 -   カンファレンス。なんといってもアカデミック! 1日の症例をプレゼンし、時には厳しい突っ込みを受けますが、他の症例のプレゼンを聞いているだけで本当に勉強になり、得るものが大きい時間です。 また週に一度の医局会で行う抄読会に加えて、今年度四月から5分程度ですが、AnesthesiolosyやA&Aのabstractを読むミニ抄読会が始まりました。 』

『 8:30 - 夕方
   手術麻酔が始まります。まだドキドキすることも多いですが、インチャージ(その日のリーダーのようなもの)の先生を中心に直接指導をしてくださる担当スタッフの先生方が目をひからせながら回ってくれます。 初期研修医の先生方と一緒に麻酔することも多いです。 少しずつシニアレジデントも初期研修医の先生や学生たちに指導もできてくるといいなあと思っています。 なかなかうまくいかないことも多いですがでも教えることが勉強になっているはず。 時としてこちらもハッとするほど鋭い質問が飛んできます。 そういう意味で大学は色んな人たちと触れ合うことができます。 日々勉強!ですね。 』

『夕方 -   ここでは初期研修医の先生、スタッフの先生方と患者様の病態、リスク、術式を把握しながら麻酔方法を検討していきます。 大学はハイリスク症例も多いので、遅くまでかかってしまう時もありますが、麻酔の準備は大切、じっくり考えていきます。 』

『夜 -   明日のプレメディ(アナムネ・ムンテラ・麻酔計画などの下準備)も全て終了! お疲れ様〜 飲みいくぞー!』

『 …こんな風にあっという間に過ぎていく毎日ですが、充実した日々を過ごしています。 教授をはじめ(気さくで、本当にすばらしいお人柄です。 朝からテンションは高めですが(笑)、親身に指導していただけるとても先生方がとても多いこと、そして3年間きちんと考えられた指導プログラムにより将来どんな麻酔科医になりたいかを自分の中で見据えることができ、そしてそれを叶えようとしてくれる、そんな恵まれた環境ではないかと思います。』

『みなさん興味ある方は是非1度見学に来て、見て・聞いて・感じて・ください! 』



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2007.8.1. Renewal.  Assisted by KS企画