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YCU TOPICS

「SDGs 目標 12」の課題解決を視野に入れた

横浜市立大学の「食の支援」

学生への「食の支援」

「食の支援」実施会場の様子

本学では、コロナ禍により、生活費を賄うアルバイト収入の減少などで厳しい生活を送っている本学学生を対象に、食料品を届ける「食の支援」を継続的に実施しています。

この「食の支援」は、フードロスなどの社会課題に取り組む団体、企業や行政からの支援ほか、学生への経済的支援のために大学に寄せられた「新型コロナウイルス対策基金*1」の寄附金を活用して実施しています。

<令和3年度 学生への食の支援>

https://www.yokohama-cu.ac.jp/volunteer/shokushien.html

今後の展開

本学では、地域で「食」を考える『循環型「食」の協働プロジェクト』を目指して、次の取り組みを実施しています。

「SDGs目標12」の課題解決を視野に入れた「食の支援」について

継続的な「食の支援」を実施するとともに、いつもご寄附いただいている公益社団法人フードバンクかながわにおけるボランティア活動(食料品の仕分け作業)を学生に呼びかけています。支援を受ける学生も受けない学生も、このボランティア活動を通じて、「フードロス」の課題とともに、地域にも支援を必要としている方が多くいるという現状に触れ、感じることで、社会の課題に向き合い、学びを深めます。

また、「食の支援」を受ける学生が、ネガティブに捉えるのではなく、“受けること”自体が「フードロス」の削減に役立っていることを実感してもらえるよう伝えていきます。

https://www.yokohama-cu.ac.jp/volunteer/shokushien/SDGs.html

ボランティア支援室学生スタッフ「Volunch(ボランチ)」の活動

「フードバンク・ボラツアー」
8月23日(月)・24日(火)の2日間、Volunch によるフードバンク・ボラツアー*2 を実施しました。当日の活動(食料品の仕分けや米の再精米・袋詰めなど)のほか、事前オンライン交流会として、ボラツアー参加者及び、「フードロス」に関心のある学生(合計18名)が、フードバンクかながわ・藤田事務局長による『フードバンクかながわの活動と、フードロスと貧困』についての研修を受けました。

フードバンク・ボラツアー参加の様子

参考

*1 新型コロナウイルス対策基金
新型コロナウイルス感染症患者の治療にあたる本学附属2病院や、学生への経済的支援のため2020年5月から設置。皆さまからのご寄附の総額は2021年8月末時点で約7,500万円に達しました。

*2 ボラツアー
ボランティアに初めて参加する学生の不安をできる限り少なくするため、「Volunch」が一緒にボランティア活動に参加するプログラム。ボランティア活動の当日だけでなく、事前交流会(準備)、事後交流会(振り返り)を実施し、一連のサポートを行うことで、ボランティア経験が少ない学生も安心して活動に取り組んでもらえます。

https://www.yokohama-cu.ac.jp/volunteer/volunch/voltour.html

 

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