慢性偽性腸閉塞のインフォーメーションサイト

ようこそ慢性偽性腸閉塞症(CIPO)のホームページへ

このホームページは医師・研究者及び患者さんへ向けての慢性偽性腸閉塞症・慢性特発性偽性腸閉塞症の疫学や診断治療、さらには新規治療法や病態解明などの調査研究成果発信のためのホームページです。

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慢性偽性腸閉塞症 (CIPO) は機械的な閉塞などの消化管の通過障害がないのにかかわらず嘔気・嘔吐・腹部膨満・腹痛などの消化管閉塞症状(腸閉塞症状、イレウス症状)を呈し、レントゲン上では腸閉塞を示唆する鏡面像や消化管拡張を認め、慢性の経過をたどる原因不明な希な難治性疾患です。医療機関では腸閉塞[イレウス]として手術が行われることも多々あり、手術後切除した腸管に閉塞等の異常がなく初めてこの疾患であることが分かることも多いようです。この病気のことを知っている医師も決して多くはなく、知っていても診たことがない方も多く、患者さんは複数回の手術を受けたり、医療機関を転々として、長い経過ののち診断がつくこともあります。医学の教科書などにも記載が少なく、患者数が非常に少ないためにこれまで国による系統的に調査研究がされてきませんでした。平成21年度より我が国で初めて当該疾患の国内の調査研究班が厚生労働省により組織されました。本研究班では過去の本邦での症例報告の調査をもとに診断基準案を策定し、国内の実態調査を内科系、外科系に分けて行い、疫学、診断の実態、外科治療の成績などを調査してまいりました。また邦文雑誌などにより医師に向けての当該疾患の啓蒙・認知をはかってまいりました。

CIPOは我が国に比べ欧米で専門の研究者が多く、診断や治療の医療レベルも進んでいると考えられ、このような海外の知見も紹介することも責務と考え積極的に行ってまいりました。厚労省の本邦診断基準案は海外の当該疾患の専門家に多くのご批判をいただき改定を重ねてまいっております。CIPOの我が国における診断・治療などの研究はまさに始まったばかりです。今後必ずや、この病気で悩む患者さんのためにより良い診断・治療法の開発や画期的根治療法が開発されるよう願ってやみません。

厚生労働省研究班 研究代表 中島 淳

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