ネットワーク経由で拡散するウイルスで,事務室・研究室単位で感染する危険性があります。
このワームはパスワードの設定がされていない共有フォルダへアクセスし、
対象PCへ自らをコピーし、新たな活動拠点とします。
これにより、共有フォルダへアクセスした時点でアクセスした機体へも感染の判定が生じます。
研究・業務にて共有フォルダを使用している部署は対策を急いでください。
・windowsXPのHomeEditionは 共有フォルダにパスワードを設定する機能がないため、
ファイルサーバとしての利用は避けてください。
・新機種を導入された方,部署は共有フォルダが制定されていないか確認を願います。
・共有の有無に関わらず最新のウイルス定義を適用してください。
感染経路は現在のところネットワーク以外での感染はないようですが、メールやダウンロードによって感染する亜種の発生が予想されます。
強力なウイルスが発生しますと、他のウイルス作成者が刺激され、
同等以上のウイルスが連続して発生することがあります。
しばらくの間,ウイルス定義のアップデート作業をこまめに行ってください。