7/29日,ウイルス"MANYMIZE"が発生しました。
危険性は低いと判断されますが,件名が不定ですので,前回とは異なった対応が要求されます。
既に各社製品とも対応済みの様です。定義ファイルのアップデートと不審なメール(亜種含む)への警戒を御願いします。
適切な設定を行っていない場合,メーラーによってはプレビューしただけでも感染する恐れがあります。
感染後はアドレス帳を中心として感染メール(複数の内容にて偽装)を大量に送信します。
現在のところ件名,本文とも英語にて送信されてきますので,不審なメールは開かずに削除してください。
【新種ウイルス WORM_MANYMIZE 】
メール媒介型ウイルスで,以下の内容のメールにて送られてきます。
メール内容
件名 How are you !! <受信者名>
My friend, <受信者名>
Hello <受信者名>
Dear <受信者名>
添付ファイル名(ウイルスですので誤って実行しない様注意してください)
mi2.exe
mi2.chm
mi2.htm
mi2.wmv
件名,添付ファイルは亜種の発生とともに変化する可能性があります。
こまめにウイルス定義ファイルを更新し,怪しげなメールは読まずに削除(保留)してください。
ウイルスは感染した瞬間に外・内問わず攻撃を開始します。
感染した機体から更に感染が広まります。加害者に転じる前にネットワークケーブルを抜いてください。
定義ファイルが更新されない場合,外部へのメール送信用ポートを閉鎖する可能性があります。
(外部へのメール送信ができなくなりますが市大よりの被害拡大を食い止めることができます。受信は可)
【ウイルスに感染した疑いのある場合】
即ウイルス定義ファイルを更新し,スキャンをしてください。
更新のやり方がわからない場合は,迷っている間も媒介を続けていますのでネットワークケーブルを抜いてください。
【対策方法】
1.Outlook Expressおよびoutlookの利用者はウイルス感染に利用される重大なキュリティホールがあります。
設定を見直すことでこの問題を回避することができますので,必ず下記を実行してください。
(以下の内容については余裕ができ次第,HPを作成いたします。)
【Outlook Express】
1.メニューバー上の表示(V) からレイアウトを選択してください。
2.設定可能な項目が表示されますので,状態を確認してください。
3.プレビューウインドウを表示する(P)のチェックをはずしてください。
【Outlook 2000】
1.受信トレイに画面を切り替えてください。
2.メニューバーの表示(V) からプレビューウインドウ(N)の項目を1回クリックすると解除されます。
※同じことをもう一回行うと表示されます。
2.アンチウイルスソフトを導入する。【学内関係者には昨年度よりwindows用のソフト(Norton Antivurus Enterprise)を無償で配布しております】
3.最新のウイルス定義ファイルを適用する。
【NortonAntivirus利用者はここをクリックし,ダウンロード・実行してください。】
4.PCをスキャンし感染がないか確認する。また,メール監視機能を有効にする。
詳しくはこちらを参照なさってください。
情報収集と的確な判断があればウイルスのほとんどが未然に防げます。
よろしくお願いします。
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