「細胞の極性」は10年前には基礎生物学の一分野における研究対象にすぎませんでしたが、この間に生物学の基本概念の一つとしての認識が確立して来ました。現在様々な生命現象におけるその役割の解析が進められており、がんや生活習慣病などを始めとする疾患との関わりも注目されるようになって来ています。
横浜市立大学では、文部科学省の21世紀COEプログラム(医学系)の一環として、「細胞極性システム研究に基づく未来医療創成」プログラムを進めて参りました。そして今回、この分野の最前線でご活躍の研究者を国内外からお招きし、「細胞極性の分子機構から疾患の克服に向けた」現在の世界の到達点を俯瞰する国際シンポジウムを開催することにいたしました。
本シンポジウムは、専門家を対象としたものではありますが、「細胞極性の分子機構から疾患の克服に向けた」様々な分野に興味を持たれる方々の参加も広く募集いたします。ポスター発表も募集いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
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横浜市立大学21世紀COEプログラム 拠点リーダー
大野茂男 |
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更 新 履 歴 |
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2007.12.21 国際シンポジウム Cell Polarity 2007 全体写真を掲載しました。
2007.12.11 Cell Polarity 2007 は終了いたしました。多数のご参加、ご協力いただきましてありがとうございました。
2007.10.15 事前登録を終了いたしました。たくさんのご登録ありがとうございまいした。
2007.08.23 ポスターをアップロードしました。
2007.08.10 国際シンポジウム Cell Polarity 2007公式サイトを公開しました。
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Speakers and Sessions |
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[Opening]
Shigeo Ohno (Yokohama City University, Japan)
[Special lecture]
Kenneth J. Kemphues (Cornell University, USA)
[Cell polarity in tissue/organ development]
Daniel St. Johnston (University of Cambridge, UK)
Tony J.C. Harris (University of Toronto, Canada)
Ulrich Tepass (University of Toronto, Canada)
Tomonori Hirose (Yokohama City University, Japan)
Sarah M. Russell (Peter MacCallum Cancer Center, Australia)
Yoshio Goshima (Yokohama City University, Japan)
[Cancer]
Masanori Hatakeyama (Hokkaido University, Japan)
Kazunori Akimoto (Yokohama City University, Japan)
Kaoru Miyazaki (Yokohama City University, Japan)
Yoshinobu Kubota (Yokohama City University, Japan)
[Stem cells and asymmetric cell division]
Fumio Matsuzaki (RIKEN CDB, Japan)
Weimin Zhong (Yale University, USA)
Magdalena Gotz (GSF-Institute for Stem Cell Research, Germany)
Hideki Taniguchi (Yokohama City University, Japan)
[Signaling pathway regulating cell polarity]
Ben Margolis (University of Michigan, USA)
Yoshimi Takai (Osaka University, Japan)
John G. Collard (The Netherlands Cancer Institute, Netherlands)
Atsushi Suzuki (Yokohama City University, Japan)
Klaus Ebnet (University of Munster, Germany)
Ian G. Macara (University of Virginia, USA)
Keith Mostov (UCSF, USA) |